17文字で時事世相を表現することは、なかなか難しいもの。
けれどもツボにはまったときには数百文字の文章よりも一撃する。
そんな一撃を加えることができればと日々精進。
(「きょうのことば」は、「STIJNews」のワンコーナーです。ここでは過去のバックナンバーを収録しています。)
2009年上下半期
のりピー容疑者のこと。
この後に「肌から見えぬ 紫の痕」と句は続く。
「ダメ、ゼッタイ」と言っていたのに…残念である。
もっとも当人が「朱」であったかどうかの疑念もあるが。
いずれにせよ、氷山の一角。
NHKがドラマのモチーフに持ち出し、新聞には紹介所の広告が連日掲載される。テレビのワイドショーは言わずもがな。メディアがみんなで煽っている。
それにしても「婚活」ということばが直感的に気持ち悪さを感じるのはなぜだろうか。
エントリーシート、セミナー、SPI、グループディスカッションに圧迫面接…「就活」のスタイルをそのまま持ち込まれてしまいそうな感覚。
「年収500万を稼ぐ」ではなく、「年収500万を嫁ぐ」なのである。
昔は「こんな人いるよ。会ってみる?」と言ってくる「お節介屋さん」が近所や職場内にいたという。
今の「お節介屋さん」はインテリジェントビルの中で群れをなしている。
「こんな人が検索結果に該当しました。詳細なデータを閲覧しますか?」と言ってくるのである。
昔の「お節介屋さん」は「お節介する」ことに生きがいを感じるが、今の「お節介屋さん」は「お節介」の「代償」を「金銭」で求めてくる。それがビジネスである。
偽装請負やら不況で派遣ビジネスが下火になったら、次は「永久就職ビジネス」なのだろうか。
なんとも世知辛い。
経済の不安、雇用の不安、将来の不安…さまざまな不安に煽られてきたが、根本的なところはみんな同じである。 それは「拠り所の不安」。
しかし、その不安を解消する手段が抜本的なものでなく付け焼刃なものばかりだから、常に屈折した形で発露されるのである。
6月12日の鳩山総務大臣更迭。
当初ハゲタカは外国からやってくるのかと思ったが、国内にもいたのか。
かんぽの宿だの不正ダイレクトメールだの、国有の資産やサービスに群がるハゲタカが。
もっともこんなものはハゲタカほどかっこいいものではなく、言うなれば街のゴミ集積場に群がるカラスみたいなもの。自分のことしか考えない迷惑モノである。
そんな迷惑モノを駆除しようと少し太った伝書鳩が飛び回ったが、結局は食われてしまった。
この国では私物化できる権利を資本家などに与えることを民営化と言うらしい。
2月12日の麻生首相批判。
自分が他人を不快にさせている事実についてはどうでもいいが、他人に悪口を言われる事は耐えられないようだ。 結局3分の2の議席は自分の人気で得たものだと言いたいのだ。
すでに過去の人なのに、「絵になるから」と未だに取り上げるマスコミの愚。
この「郵政民営化フェチ」はいい加減に消えてほしいと願うのが「普通の人」だと思う。
定額給付金。国民から集めた税金をこのような形態で再分配するというのは政治のレベルが著しく、低い。
ならばわれわれ自身が適正な再分配をしようではないか。
2008年上下半期
硫化水素。「過剰な自殺報道は連鎖を生む」という学術研究はこの国のマスメディアには全く活かされておらず、いつものように群がる。
2007年上下半期
安倍総理電撃辞任直後にわいて出てきた彼等の言。
孤独になれない政治家は未熟であると誰かが言っていたが、彼等の場合は言うなれば「パラサイトシングル」。都合のいいときだけ親に縋りつくのである。喝。
参議院選挙の結果より。
しかし、われわれは現在進行形で、そして末来形でケツを拭うことになる。
元アナウンサーの某候補における選挙公報より。
たまたま生まれた場所を喜ぶだけとは志が低い。生を受けたからには何を為すべきかを考え行動するのが政治家である以前に人間と言うものだろうに。
嘘をついてもばれるものです。
辞めたくても辞められない某内閣の閣僚が選んだもう一つの選択肢。
世間はまだ気づいていない。
世間はもう気づいている。
2006年下半期
〜ネオコン的禁欲主義の押しつけ。この婆の言動や行動に危険・注意喚起。〜
〜単なる言い換え〜
〜総務大臣とオリックス会長相次ぐ辞任〜
〜ホリエモン、結局はフツーの人〜
2006年上半期
〜村上ファンド代表、インサイダー取引容疑で逮捕〜
〜永田ガセメールで民主党執行部辞任〜
〜ライブドアグループ利益還流問題〜
2005年下半期
〜操作的世論調査結果〜
〜首相解散記者会見〜
〜反対派議員〜
2005年上半期
〜参議院代表質問〜
〜郵政民営化議論〜
〜2.11NHK紅白歌合戦再放送〜
〜NHK会長辞任〜
〜吉野家牛丼1日復活、店舗に車突っ込む〜
〜米国産牛肉輸入問題〜
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